戦後わが国は「民主主義国家」へと新しく生まれかわり、法人税もそれまでの「賦課課税制度」から、1947年(昭和22年)4月に「申告納税制度」へと移行しました。しかし当時の社会経済状況は極めて悪く、経営者が難解な税法を理解し自主的に申告できるかどうか危ぶまれていました。 このため「申告納税制度」の定着には納税者自身が団体を結成し、その活動を通じて帳簿の整備、税知識の普及などを図る必要性が生じてきました。法人会は、このようにして企業の間から自発的に生まれてきた団体です。
本会が「沖縄宮古法人会」として発足したのは昭和56年10月8日。沖縄県下において『1税務署1法人会』を目標に法人会設立の機運が高まり、宮古島税務署(旧 平良税務署)管内の法人会として、約80社の会員により創立されました。その後、公益性を高めるため法人会組織は全国的に社団化され、本会においても平成3年12月に社団化して民法上の公益法人として組織の強化を図って参りました。
そして今般の「公益法人制度改革」を踏まえ、平成24年3月を以って沖縄県知事より「公益認定法人」として認められました。これにより、翌4月より「公益社団法人 沖縄宮古法人会」として新たにスタート致しました。
新生法人会は、今後とも宮古島圏域における「税のオピニオンリーダー」として積極的な公益活動を行い社会に貢献できる組織を目指して努力を重ねていく所存です。
正しい税知識を身につけたい。
もっと積極的な経営をめざしたい。
社会のお役に立ちたい。
そんな経営者の皆さんを支援する全国組織、それが法人会です。現在、約80万社の会員企業、41都道県に440の会を擁する団体です。税のオピニオンリーダーとしての貢献はもとより、会員の研鑽を支援する各種の研修会、また地域振興 やボランティアなど地域に密着した活動を積極的に行っています。
健全な納税者の団体、よき経営者をめざすものの団体・・・・・・これが法人会です。
■沿 革
昭和56年10月 沖縄宮古法人会 設立
平成 3年12月 社団法人 沖縄宮古法人会 設立認可
平成 5年 5月 青年部会 設立
平成 9年 8月 女性部会 設立
平成24年4月 公益法人の認定取得 「公益社団法人 沖縄宮古法人会」となる