
原田 佳代子
平素は、伊勢法人会女性部会の活動に対しまして、ご理解とお力添え頂いております事に御礼を申し上げます。
伊勢法人会女性部会は、税に関する提言活動、税の知識の普及、納税意識の高揚など、税を中心とした公益的な活動を展開し、広く社会に貢献することを目的に活動しております。
令和7年度は、伊勢法人会女性部会の最重要事業である小学校での租税教室を、上半期で6校開催し、秋に志摩市で開催を予定しております。租税教室では、児童が真剣に講師の話を聞き、現在、社会で関心の高い関税の質問が出るなど、学校を訪問し授業をすることで、児童の税への関心が着実に高まっていることを実感しております。
また、久しぶりに小学校校長会に出席させていただき、法人会の活動、女性部会主催「税に関する絵はがきコンクール」への応募、40周年記念事業演奏会へのご案内をお願いさせていただきました。
今期、伊勢法人会女性部会は40周年を迎えます。令和8年2月11日に40周年記念事業として、日本センチュリー交響楽団小編成を迎え、この地域の児童たちが身近に本物の音楽に触れ、自分への未来の気付きや、希望を持つ機会の一助になればと思い企画致しました。
私たちは法人会の活動を通し、企業の健全経営を支える税の知識を吸収し、先輩方から引き継いだ、31回目を数える「グループ別税務研修会」では、税務当局から直接アドバイスを頂き、自社の経営感覚を磨いております。
法人である私たちの企業を取り巻く環境は、昨年から経済は少しずつ正常に戻りつつありますが、ロシア・ウクライナ情勢などは続いており、さらに、ここに来てアメリカの関税問題や物価高、エネルギー価格の高騰など、非常に困難で先行きが不透明です。
また、企業に求められる価値観が変わり、DXへの推進の広がりなど、大きく世の中が変化しております。
伊勢法人会女性部会は、今後益々、多様な価値観や考え方を重視し、自社の発展に努め、この地域が未来に向けて、また子供たちに明るい社会を託すことが出来るよう、女性らしい視点で地域の課題に取り組み、法人会活動を通し地域社会に貢献することを目指して参りたいと思います。
最後になりましたが、税務当局の皆様、親会の皆様、青年部会の皆様、引き続き、ご支援、ご指導をお願い申し上げます。