久留米市は、人口306,000人を超え福岡県では福岡市、北九州市に次いで第3位の福岡県南地区商工業の中心的市である。
ゴム産業を中心に発展し、ブリヂストン、ムーンスター、アサヒコーポレーションなど日本を代表する企業が生まれた。
坂本繁二郎や青木繁などの有名な画家を輩出している。ランタイ漆器、久留米絣等の地場産業があり、現在は、とんこつラーメン発祥の地として町おこしに取組んでおり、毎年秋に開催される「ラーメンフェスティバル」には、九州各地からも多数のラーメンファンが訪れる。
※昨年は、約10万人(2日間)の来訪者があり、中心商店街が賑わった。
福岡・久留米両市の通勤圏にあり農村型都市から住宅都市へ変貌し、九州最大規模の「小郡・筑紫野ニュータウン」(計画戸数12,000戸、計画人口42,000人)を建設中である。
かつては、街道一の賑わいを見せた町で今日も独特の白壁土蔵づくりの商家が軒を連ね、情緒豊かな風情を醸し出している。
2月15日からは、「筑後吉井のおひなさまめぐり」が開催され、江戸時代の豪華なものから、珍しいもの等数多くのおひなさまが展示される。
製麺や味噌、醤油などの伝統産業が盛んである。
自然の美しさと美味しい水に育まれ、農業、 フルーツ産業が盛んで、春のイチゴに始まり桃、ぶどう、梨、柿とフルーツ狩りのリレーが続く。
棚田の黄金の稲穂と畦に咲く真紅の彼岸花は、見事なコントラスを織り成し、多くの観光客が訪れる。
美しい自然と悠久の歴史が息づく町で、農業 を基幹産業として栄えてきた。
高速自動車道のICに近く、交通の便が良いこともあり多くの企業が進出し、一方で住宅地としても発展している。