会長 橋本 安彦
令和3年5月21日開催された定時総会、ならびに理事会におきまして代表理事に任命され久留米法人会会長を拝命いたしました。皆様に一言ご挨拶申し上げます。
まずは、この度の新型コロナウイルス感染症という未曾有の災害において亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、 社会のため人命のためにこのコロナ禍においても日々奮闘くださっている方々に深く敬意と感謝を表したいと存じます。
国内でワクチン接種が開始されておりますが、コロナ終息までは長い道のりとなることが予想されます。このようなウィズコロナ時代の会長として、会員の皆様の健康安全を第一に、そして健全な納税者の団体であるとともに、よき経営者を目指すものの団体、税のオピニオンリーダーとして、会員の自己研鑽を支援する各種の研修会、税の啓発活動やボランティア活動等、地域に密着した社会貢献活動を積極的に取り組んでいきたいと考えております。青年部、女性部の皆さんも意欲的に活動を展開していただいております。今後も本会・支部・部会での活発な公益事業活動を期待していますのでご協力をお願い申し上げます。
会員の皆様方の法人会活動へのご理解ご協力及び、積極的に事業・行事への参加を重ねてお願い申し上げるとともに、会員企業のますますのご繁栄をお祈り申し上げ、会長就任の挨拶とさせていただきます。
60年を超える歴史を有し、80万社が加入する団体です! 昭和22年(1947年)4月に法人税もそれまでの賦課課税制度から申告納税制度に移行しました。 しかし、当時の社会経済状態からも、経営者が難解な税法を理解して、自主申告できるか危惧されました。 このため、申告納税制度の定着には納税者自身が団体を結成し、帳簿の整備、税知識の普及などを図る必要性が生じ、企業の間から自発的に法人会が誕生しました。 法人会は公平で健全な税制実現のため、会員企業の声を立法府等にアピールするとともに、税の啓発や租税教育を積極的に進めています。
法人会は長きにわたり、国の根幹とも言える「税」の分野を中心に活動してきました。新公益法人制度下においてもその歴史を継承し、国家・社会に貢献する組織であり続けたい。この思いをもって、全国各地の法人会においても、統一的かつ地域に密着した活動を展開しています。 その動きの中で、新しい「公益法人」としての法人会が各地に誕生しており、全国法人会総連合(略称:全法連)でも、平成23年4月に公益認定を得て「公益法人」として再スタートしました。
刻々と変化する社会情勢下、企業の存続・発展を図るには、正しい知識と情報が必要です。 法人会では各種研修会、会報やセミナーなどを通じて、企業経営に求められる知識や情報を提供しています。とくに、企業の健全経営を支える税の知識は、税務署や税理士とも協力しながら、研修会・説明会等を実施しています。これらの研修会をはじめ各事業に参加することで、法人会に加入する様々な業種の経営者と知り合い、その交流を通じてお互いの経営感覚を磨き、自らの視野を拡げます。
法人会は、単位法人会(単位会)、県連合会(県連)、全国法人会総連合(全法連)の重層構造により、活動の統一性と充実を図っています。
全国各地に440単位法人会があり、県単位の連合体として41都道県連が組織されています。さらに、法人会の全国組織として全国法人会総連合があります。地域によって異なりますが、おおむね半分の法人企業が法人会に加入しています。
■概要
昭和44年6月9日、会員数387社をもって「久留米法人会」として発足、税務知識の向上並びに納税道義の高揚と適正な申告納税制度の確立に努力し、併せて会員企業の健全な発展に寄与するための事業活動を行って来ました。
その後、昭和54年5月21日、福岡国税局長の許可により、「社団法人久留米法人会」を設立し、よき経営者を目指すものの団体として、税務知識の向上、企業経営の健全な発展 を目指し、久留米税務署等関係機関との連携を密にし、各種の説明会、研修会、講演会等の開催に積極的に取組んでいます。
さらに平成8年度からは、全法連企画による<地域社会貢献活動>の基本スタンスに基づき、青年部、女性部が中心となって運動を展開しています。平成25年4月1日、公益社団法人に移行し、より一層公益事業活動に取り組んでいきます。
■沿 革
昭和44年06月09日 久留米法人会 設立
昭和54年04月25日 社団法人 久留米法人会 設立認可
平成25年04月01日 公益法人の認定取得
■組織図
■エリア
久留米法人会のエリアは、九州一の大河「筑後川」と四季を織り成す「耳納連山」に象徴されるように、美しい自然と歴史、文化に恵まれた筑後平野である。
また、筑後川の恩恵を受け10数社の清酒メーカー、ワインメーカー、焼酎メーカーがあり「酒どころ筑後」の名声を誇っている
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