宮前会長　ご挨拶

私は、今年（令和元年）5月に開催された一般社団法人秩父法人会定時総会に於いて、皆様からご推挙を賜り、秩父法人会の会長を拝命致しました宮前　勉と申します。

昨今、秩父地域を取り巻く環境が一段と厳しさを増すなかで、その責務の重大さを痛感いたしております。

秩父法人会は、昭和24年埼玉県下初の法人会（任意団体）として設立された歴史ある団体であり、現在は『一般社団法人秩父法人会』として埼玉県内トップの加入率を誇る法人会であります。これも関係各位のご理解、ご協力の賜と心より厚く御礼申しあげます。

法人会は『税のオピニオンリーダーとして企業の発展を支援し、地域の振興に寄与し、国と社会の繁栄に貢献する経営者の団体である』という理念に則り活動して参ります。

　新たな時代『令和』を迎え、我が国の人口は10年前から減少に転じており、総務省の発表によると今年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査において国内の日本人は、前年より約43万人減少したという結果が出ております。この様な人口減少の現実は国としても大きな問題であり、また東京一極集中という状況の中、疲弊して行く地方の実態は『地方創生』という大きな目標に向い、最も大切な時期を迎えております。　　　　　　　　　　　

そのような現状の中、秩父法人会は健全な納税団体として事業の公益性を高め会員増強運動を推進し、組織の充実化を図ります。また税務当局、税理士会の協力による研修会を開催し、企業の健全化と発展を図ります。そして適正公平な税制と税負担の合理化を図るために、全国法人会総連合並びに関係機関に対し、建議・要望などの活動を展開致します。また税務当局との相互信頼により、税制行政の円滑な運営に協力して参ります。

以上の事業計画基本方針を基に新しい時代を迎えるにあたり、一所懸命努力する所存でございますので、関係各位の一層のご理解、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。