「法人会」よくお聞きになる言葉と思います。
府中法人会は、昭和52年大蔵省(広島国税局)の許可を受けて社団化となり、平成24年4月に公益社団法人へ移行しました。
平成19年5月には社団化30周年を終え、現在では他法人会から注目を集めるほど名実共に堅実な発展をしております。
特に、最近では中小企業の恒久的繁栄を願う法人会活動をマスコミが報道するなどし大きな関心を受けております。全国の法人会員も100万社を推移しており、当府中法人会も、1500社を超え、実に全体の80%を超える会社が加入され、充実発展の一途を邁進しております。
わが国は今や経済大国となり全世界からも注視の的となっており緩やかながら堅調に推移してきております。
が、不公平税制の早期改正・直間比率の問題・土地税制対策等の緊急課題が問題となってきております。
このときこそが法人会の的をえた役割として税制改革の実現、中小法人税法の制定などを目指し強力な運動を続けております。更に、地場産業を基幹とした営 業全般にわたる研究、会員相互間のコミュニケーションの場としてもご活用いただく等、企業の繁栄、豊かな企業づくりのお役にたたせていただいております。
このような法人会の活動に対し、税務署当局はもとより、税理士会からも力強いご支援をいただき連絡を密にさせて貰っております。どうか法人会活動をご理解いただき、共に手を携えて企業の繁栄を進めたいと念じております。
是非この機会にご入会くださいますようお勧めいたします。
■沿 革
昭和46年3月 府中法人会連合会を結成 (会員数428社)
昭和52年6月 社団法人 府中法人会 設立
昭和61年3月 会員数1,317社 加入率67.6% 県下最高の加入率となる
平成2年4月 青年部会を結成(6支部 会員186名)
平成9年4月 女性部会を結成(6支部 会員104名)
平成24年4月 公益社団法人へ移行
■会員数
平成27年4月1日現在 1,548社(加入率80.2%)
60年を超える歴史を有し、全国で82万社が加入する団体です! 昭和22年(1947年)4月に法人税もそれまでの賦課課税制度から申告納税制度に移行しました。 しかし、当時の社会経済状態からも、経営者が難解な税法を理解して、自主申告できるか危惧されました。 このため、申告納税制度の定着には納税者自身が団体を結成し、帳簿の整備、税知識の普及などを図る必要性が生じ、企業の間から自発的に法人会が誕生しました。 法人会は公平で健全な税制実現のため、会員企業の声を立法府等にアピールするとともに、税の啓発や租税教育を積極的に進めています。
法人会は長きにわたり、国の根幹とも言える「税」の分野を中心に活動してきました。今後もその歴史を継承し、国家・社会に貢献する組織であり続けたい。この思いをもって、全国各地の法人会においても、統一的かつ地域に密着した活動を展開しています。
刻々と変化する社会情勢下、企業の存続・発展を図るには、正しい知識と情報が必要です。 法人会では各種研修会、会報やセミナーなどを通じて、企業経営に求められる知識や情報を提供しています。とくに、企業の健全経営を支える税の知識は、税務署や税理士とも協力しながら、研修会・説明会等を実施しています。これらの研修会をはじめ各事業に参加することで、法人会に加入する様々な業種の経営者と知り合い、その交流を通じてお互いの経営感覚を磨き、自らの視野を拡げます。
法人会は全国各地に441単位法人会があり、税務署の管轄地域ごとに単位法人会があり、県単位の連合体として41都道県連が組織されています。さらに、法人会の全国組織として全国法人会総連合があります。全国でおおむね半分の法人企業が法人会に加入しています。