法人会は、税制に関する様々な活動を始めとする全国共通の活動に加えて、それぞれの地域の実情に応じた特色ある活動を行なっています。
現下の経済状況等を踏まえて、地域経済の担い手である中小企業の活性化に資する税制をはじめ、税のオピニオンリーダーとしてのわが国の将来を展望した建設的な提言を国・地方自治体に行っています。
次代を担う児童・生徒の皆さんに、税がこの社会で果たしている役割の重要性を正しく理解し、関心を持っていただくため、法人会の租税教育委員会のメンバーが小学校・中学校を訪問して「租税教室」を実施するなど、多彩な租税教育活動を展開しています。
小学校6年生を対象にした絵はがきコンクールを府中市教育委員会、府中税務署、府中税務団体連絡協議会の後援を受けて実施しています。優秀作品は、各団体の優秀賞として表彰して、さらに選ばれた作品は広島県法人会連合会にて優秀作品を表彰します。
難解で近づきにくい税のイメージを解りやすく表現した「まんが本」やテキスト等を作成し、無料で配布しています。 また、全国納税貯蓄組合連合会と国税局が主催する、中学生の「税についての作文」事業を後援するなど、税の普及・啓蒙活動に積極的に取り組んでいます。
企業活動にとって税は切り離せません。そのため、法人会では、税務署の講師や税理士による税務研修会、決算法人説明会、年末調整説明会など様々な研修会を開催しています。
若手経営者がメンバーの青年部会では、将来に向けて飛躍するために、多彩な行事や研修会を開催しており、法人会の主要事業である租税教育活動においても、その企画力や行動力が大きな役割を果たしています。 これらの活動紹介、部会員相互の情報共有や交流を図るため、毎年「全国青年の集い」を開催しています。
女性経営者から従業員までが、多様な活動を行っている女性部会では、東日本大震災後には、「いちごプロジェクト」を立ち上げ、使用電力15%削減に取り組んでいます。 また、日々の活動紹介、情報共有や交流を図るため、毎年「全国女性フォーラム」を開催しています。社会貢献活動の一環として地域児童の健全な育成に資する事業として能楽教室を行っています。小学校の6年生を対象に、日本古来の伝統芸能に触れ、礼儀・作法を身につけ、伝統文化の継承・普及、後継者育成に力を入れています。
法人会の事業活動を紹介した会報「法人 ふちゅう」を発行(年2回)するとともに、各種情報を満載した『ほうじん』(全法連発行)を季刊(年4回)で発行しています。