法人会は「よき経営者をめざすものの団体」として、全国各地の税務署ごとに組織されています。戦後、申告納税制度が施行されたのを機に、税知識の普及と納税意識の高揚を目的に組織されてきたもので、現在では、全国約110万の会員企業が442単位法人会を組織、これらは41都道府県連合会を通じて全国法人会総連合と結ばれています。
長崎県内には長崎、諫早大村、佐世保、島原、平戸、五島、壱岐、対馬の8法人会があって長崎県法人会連合会を組織していますが、これら8つの法人会には県内にある法人(企業・団体)の約60%に当たる約12,600社が入会しています。
会員数及び加入率(23年6月末) | |||
法人会名 | 所管法人数(A)(法人会調べ) | 会員数(B) | 加入率(B/A) |
長崎法人会 | 社 8,996 |
社 4,370 |
% 48.6 |
諫早大村法人会 | 3,014 | 1,250 | 41.5 |
佐世保法人会 | 4,743 | 2,357 | 49.7 |
島原法人会 | 1,714 | 836 | 48.8 |
平戸法人会 | 861 | 454 | 52.7 |
五島法人会 | 738 | 376 | 50.9 |
壱岐法人会 | 507 | 376 | 74.2 |
対馬法人会 | 445 | 201 | 45.2 |
県連合計 | 21,018 | 10,220 | 48.6 |
法人会は、地区ごとの支部組織や業種別部会で構成されています。会員の増強や社会貢献活動、研修会への参加呼びかけなど、より地域に密着した、細やかな活動が求められているからです。
一方、活動をより具体的に進めるために、法人会には総務、組織、税制、広報、研修、厚生、の6専門委員会があり、それぞれに担当する会務の企画・運営に携わっています。
また、法人会には組織の活性化をめざして青年部会、女性部会があって独自の研修活動を展開、これらが中心となって社会貢献活動を推進しています。
■理事会
長崎県連の最高意思決定機関であり、単位会会長など各会の代表によって構成されています。
■総会
理事と監事を選任するほか、事業の運営に関する重要事項を審議する機関であり、各単位会の代表によって構成されています。
■委員会
事業活動の方針・計画等について審議し、理事会に対して提案・答申を行うとともに付託された事項を議決・執行します。常設委員会として6委員会があり、それぞれ下記の事項を所掌しています。
●総務委員会・・・ 地域社会貢献活動、諸規定の作成、主要行事の開催に関すること。
●組織委員会・・・ 会員増強や組織強化活動の企画・実施に関すること。
●税制委員会・・・ 税制・税務行政に対する提言に関すること。
●広報委員会・・・ 広報活動の企画・実施に関すること。
●研修委員会・・・ 研修活動の企画・実施、研修教材の作成に関すること。
●厚生委員会・・・ 会員に対する福利厚生事業の企画・実施、事務局職員の福利厚生に関すること。
■青年部会連絡協議会
青年部会の健全な発展と、法人会活動の充実に資することを目的に設置され、各会の青年部の代表によって構成されています。
■女性部会連絡協議会
女性部会の健全な発展に資するとともに、法人会の充実と活性化に寄与することを目的に設置され、各会の女性部会連絡協議会の代表によって構成されています。
■事務局
円滑な会務の運営を図るため、事務局が置かれ、日常の業務を遂行しています。
そんなお悩みを持つ経営者の皆様をお手伝いする「よき経営者を目指すものの団体」・・・それが法人会です。
法人会は50年の歴史を持ち、現在長崎で12,600社、全国で110万社もの多くの企業にご加入いただいています。
あなたの会社もぜひ“法人会”のお仲間になりませんか?