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社会貢献事業

社会貢献大賞表彰

当法人会では、1市1町にわたるネットワークを生かし、地域の活性化や地道な奉仕などの社会貢献にスポットをあて、その活動を多くの人に知ってもらい、また、地域で頑張る人・企業を応援し、ともに素晴らしいまちづくりを進めていこうという主旨のもと、平成15年度より『社会貢献大賞』を制定しています。
令和5年度においても令和6年度通常総会後に表彰式が行われ、次の方々が受賞されました。

 

令和5年度
◆社会貢献大賞
気仙沼条南商店街(気仙沼)
東日本大震災で被災した商店街に活気を取り戻そうと、2013年から「スラムダンク」「鬼滅の刃」などその年に話題となったものをモチーフに名誉会長の赤間さんらが自らそのキャラクターに扮装してイベントのポスターを作成している。そのユニークな取組みは人々に明るい話題を提供し続け、多くのメディアでも紹介され、商店街だけでなく全国に気仙沼をPRしている。

◆地域ボランティア部門賞
赤間 文彌 氏 (気仙沼)
気仙沼条南商店街の会長として、永年商店街発展の努め、往復2kmにわたる商店街の花壇の手入れを20年以上一人で続けている。毎朝個人の軽トラックに道具を積み、日が短いときは軽トラックのライトを照らし作業を行い、商店街の美化に貢献している。
◆教育スポーツ部門賞
唐桑総合型地域クラブ「カラット」 (唐桑)
会員及び唐桑自治区住民に対し、スポーツ・文化芸術・レクリエーション・生涯学習等の事業を通じ、地域に根差して相互の交流を深め、青少年の健全育成や地域コミュニティ振興を図り、地域社会の活性化に寄与している。
◆地域振興部門賞
本吉夢プロジェクト委員会 (本吉)
前身である本吉地域のまちづくり協議会から永年に亘り「地域を元気に、夢をカタチに」をスローガンに、イベントの企画・実施、まちづくりへの提案など地域住民の声を聞き、幅広く地域社会発展のため活動している。
◆子育て交流部門賞
特定非営利活動法人「ウィメンズアイ」 (歌津)
南三陸町において子育て支援に関するサービスが少ない現状から、子育て世帯のニーズを受け、町に合った形でのサポート事業を展開している。子供を預ける際の不安要素を事前に洗い出し、安心して利用できる事業を構築するとともに、将来への架け橋となる少子化対策ともいえる取組みとなっている。
◆ふるさと振興部門賞
チーム「まんまる」 (志津川)
南三陸志津川地域において震災以前、上山八幡宮への初詣をする人々に無料で年越しそばを振舞う風習があった。コミュニティーが希薄になりがちな現代において、子供から大人まで地域のほのぼのとした暮らしの営みを後世に繋げようと震災後、途絶えていたこの活動を3年前から復活させている。

 

令和4年度

◆社会福祉部門賞
フードバンク気仙沼(気仙沼)
気仙沼市民の協力のもと、食材や食品等を必要としている方々へ各団体やチームを経て届けている。また、寄付物資を受け付けるためのフードポスト(無人寄付物資受付所)を2021年より市内6ヶ所に設置(2ヵ所増設予定)。その他、フードバンク祭、ワンテンフードドライブ等様々な企画を行って活動している。主な支援先は「子供食堂イートる」「子供食堂OGARU」「ひありんく気仙沼」「髙松園」「各災害公営住宅」等多岐に及ぶ。人の生命を左右する「食」に主眼を置き、災害支援のみならず未来を担う子供たちにも視線を向けた幅広い活動に取り組んでいる。

◆ふるさと活性化部門賞
海上のメリークリスマス実行委員会(唐桑)
震災後から唐桑町内の海の清掃や牡蠣筏等の修理に来ていた「静岡県伊豆海洋公園ダイビングセンター」のダイバー達が伊豆で水中クリスマスツリーを設置するイベントを行っており、唐桑にも4メートルのツリーを贈られたことがきっかけで、それを海上に設置し多くの方々に喜んでもらうため実行委員会が設立された。震災後の唐桑の夜は暗く寂しい雰囲気であり、特に冬は人通りも少ないことから、イルミネーションイベントを開催し地域の皆に元気と明るい話題を提供し唐桑の活性化に繋げようと毎年場所を変えながら開催している。今年で10回目を数え、演奏会やクリスマスマーケットを同時に開催して賑わいのあるイベントとして定着し、唐桑の冬の風物詩となっている。

◆観光振興部門賞
田束山観光公園保存会 (本吉)
昭和62年に策定された「田束山観光開発ビジョン」により、西暦842年の開山以来多くの人々の信仰を集め、山伏の修行場でもあった霊山である田束山に三十三観音・七観音・大聖不動明王を建立する計画が立てられた。沢山の方から賛同・寄進を受け、平成3年5月三十三観音、平成6年5月七観音、平成8年11月田束山大聖不動明王が完成した。以降は5月のつつじの時期に田束山石像公園まつりを開催し、護摩祈祷を実施している。長年に渡る田束山の環境保全並びに石像公園まつりの開催により地域の歴史を伝えるとともに、賑わいを創出するなど地域観光に寄与している。

◆地域交流部門賞
南三陸町歌津海山大地交流推進協議会 (歌津)
山形県庄内町並びに栃木県那須町高久中学生等との漁業体験交流事業等を通算25年に渡り実施している。震災後の復興復旧の際には、山形県庄内町をはじめ交流していた地域より物心両面から絶大な支援を受け、家屋や地域コミュニティーが失われ内向的だった方や復興住宅等に移り住んだ方々との新たな絆が再生された。コロナ感染拡大時もリモートにより交流を継続してきた。
地域再生の一環で泊浜の見晴らしの良い岬に6月ひまわり、9月菜の花を植え「ひまわり岬」として撮影会等のイベントを開催し毎年整備等を行っている。交流事業のみならず、化石地質説明案内等地域資源を活用した事業も行い、幅広く地域社会発展のため活動している。

◆環境保護部門賞
南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会 (志津川)
気仙沼・南三陸・女川・石巻・登米の東部からなる南部北上山地はイヌワシが繁殖する日本有数の生息地だったがここ30年ほどで絶滅の危機に瀕しており、イヌワシが狩をするのに適した山の環境が減少したことが指摘されている。このような状況を踏まえ、南三陸地域にイヌワシが生息繁殖できる山林環境の再生を目的とするプロジェクトが2016年11月に発足し、官民が連携した森林計画が策定された。関係者との連携協働を強化し、取組みを着実に進めるべく2021年5月10日に協議会が設立され、2021年6月に絵本「イヌワシの棲む山」を発行し南三陸町生涯学習センターに寄贈している。南三陸地域において絶滅が危惧されるイヌワシの生息環境を守り、人の暮らしと自然の恵みが調和する地域づくりを目指し、官民連携して継続的に活動している。

 

 

 

令和3年度

◆地域ボランティア部門賞
村上 力男 氏 (気仙沼)
平成15年頃からの長きに亘って、毎日の様に朝4時から一人で気仙沼図書館前から市民会館~幸町に 至るまでの道路清掃を続けている。暗い時は車のライトを照らし、春は桜の花びら、秋から冬は落ち葉が積もる道を学生たちの登校前に掃除をしている。地道なボランティアや地域社会に貢献している方に光を当て支援する当表彰の趣旨にふさわしい活動を長年続けている。

◆青少年育成部門賞
一般社団法人フリースペースつなぎ(気仙沼)
2013年2月にオープン。不登校やひきこもりなど生きづらさを抱える子ども、若者及びその家族を支援するための安心できる居場所作りを目指し、人と人とがつながりあう中で、主体的な学びと自立的な成長を支援し、未来へと希望を育める地域づくりを目的としている。開設当初は、自宅を開放しながらの運営だったが、2018年夏から多くの方々の協力を得て「つなぎハウス」をつくった。子供たちの主体的な学びと自立的な成長を支援し、未来へと希望を育める地域づくりに貢献している。

◆ふるさと振興部門賞
大唐桑茶栽培愛好会 (唐桑)
かつて養蚕業が盛んだった唐桑半島の農家では、桑の木が蚕の餌として栽培されていた。
大唐桑栽培愛好会は,食用桑(大唐桑)を地域おこしの資源として普及・拡大することを目的に発足し、平成16年から「大唐桑」が生産され、地域の特産品として葉は「桑葉茶」に、果実は「ジャム」等の加工品へと使われている。また、産業まつり・牡蠣まつり等への出店を通して普及活動に努めるなど、新たな地場産品を創り出し地域振興に大いに貢献している。

◆自然交流部門賞
NPO法人浜わらす (本吉)
平成27年8月設立。子どもたちに自然の体験を通じた学びの場を提供し、自然と人間の関わりから生きる力を学ぶことで将来の地域社会を支える人材を育成し、未来の豊かな暮らしの推進に寄与することを目的とし、月1回のビーチクリーンをはじめとした各種事業を行っている。
リアルに自然を体験する事、学校以外の地域との繋がり、これを途絶える事無く次世代へと伝え、世代を越えたコミュニティとして、たくさんの方々に気仙沼や東北のことを伝えようと尽力している。

◆スポーツ教育部門賞
道合剣道スポーツ少年団 (歌津)
昭和61年設立、今年度で35周年を迎える。現在は17名で週3回の稽古を行っている。剣道の稽古だけでなく、部員の健全な心と体の成長を促すためOB等と合同でお寺での座禅体験や地域交流の一環として 餅つき大会を行い、地域の伝統や食文化等に触れる活動を行っている。震災直後は練習場が避難所となって稽古が出来なかったが、子供たちが自主的に外で練習し大会で優秀な成績を収めた。震災後にも活動が受け継がれ、試合で結果を出すことで子供たちだけではなくOBや被災した地域住民にも力強い活力を与え、地域社会に貢献を果たしている。

◆環境保護部門賞
南三陸KODOMOラムサール実行委員会 (志津川)
「KODOMOラムサール」とは、2006年からスタートした湿地をテーマにした全国的・国際的な学習・交流活動であり、平成30年に志津川湾がラムサール条約湿地に登録予定であったことから記念イベント「KODOMOラムサールin南三陸町」を実施するために発足した。
現在は同イベントに参加した南三陸の子供達が中心となって令和元年に結成された「南三陸少年少女 自然調査隊」の体験プログラムや交流学習の計画・実施を行っている。ラムサール条約の理念をもって、志津川湾の賢い利用の推進を目指し、地域の自然や文化、歴史の価値や魅力に直に触れ広く伝える活動を継続して行っている。

 

 

令和2年度
◆社会貢献大賞
三陸縦貫自動車道実現の会(気仙沼)
平成10年12月に、三陸自動車道早期実現を目指し継続して訴えていくことを目的に、気仙沼人力舎  木遣会を中心に、スポーツ・イベント・建設業界など宮城・岩手沿線の25もの民間団体が結束し「三陸縦貫自動車道実現の会」が組織され、地道な促進活動を展開してきた。沿線自治体への要望活動、イベント開催などで機運を盛り上げ、気仙沼市内の国道45号に早期実現を訴える看板を設置して市民やドライバーにPRを続けてきた。こうした運動が結実し、遂に三陸道が完成をみた。このたびの開通に同団体が果たしてきた役割は大きい。

◆ボランティア推進部門賞
小野寺 紀子 氏 (気仙沼)
新型コロナ感染拡大により首都圏で医療資材不足が深刻であったことから、ポリ袋と養生テープで簡易医療用防護服を製作する「防護服プロジェクト」が立ち上がり全国的に活動してきた。
未だ高齢者施設や介護施設でのニーズは高く、継続支援に加えスポットの支援要請にも対応している。各団体や学校への参加協力を呼び掛けるほか、完成品の検品・取りまとめ・発送等を個人的調達で続けてきた。現在も地域の人々や学生などを巻き込みながらボランティア精神を波及させている。

◆ふるさと活性化部門賞
からくわ夕市会 (唐桑)
前身は「唐桑町朝市実行委員会」として中井公民館で地域の産品の販売所として始まった。
その後、唐桑町の農協に販売場所を変更し夕方に直売を行っていた。平成8年に「からくわ夕市会」が設立された。前身時代から数えると30年以上、唐桑地域の消費者、事業者の交流の場を提供し地域の賑わい創出を図っており、域内の需要喚起に資する取り組みを行っている。

◆スポーツ交流部門賞
気仙沼本吉サーフィンクラブ (本吉)
「サーフィンを通じて海や環境への関心や健康な体を育成すること」「全国でも有数の本吉地方のサーフスポットをライフセービングを通して安全を守り啓発すること」「地域の活性化・相互協力・サーフィンを普及すること」を目的に1991年より活動を行っている。現在の気仙沼市長杯サーフィンコンテストの前身である本吉町長杯サーフィンコンテストを立ち上げ、2020年で35回目の開催となった。クラブで行っているクリーン活動には、地元住民も自主的に参加するようになっている。ボランティアのライフセーバー活動や、小泉海岸の駐車場内の見守り活動を行う等の地域貢献も行っている。

◆地域イノベーション部門賞
合同会社でんでんむしカンパニー(歌津)
震災後のボランティア活動をきっかけに東京から移住した代表の中村氏が2012年に南三陸町観光協会へ入社、2015年に独立して耕作放棄地の再利用プロジェクトを立ち上げ活動。2017年に同法人を設立した。
埋もれてしまう耕作放棄地や古民家を有効活用し、新たな魅力資源へと再生している。主に①耕作放棄地を再利用した藍草の栽培・染料づくり藍染め製品の販売、藍染め体験教室の開催②古民家を大規模改修工事し、地域の方の交流場所や宿泊施設として生まれ変わらせるプロジェクトに取りくみ、活動の輪を広げている。

◆産業振興部門賞
南三陸ワイナリー株式会社 (志津川)
南三陸町と地域おこし協力隊が2017年に「南三陸ワインプロジェクト」を立上げ、ワイン造りを開始。2019年2月に同法人を設立、2021年10月には醸造施設が完成予定である。
山の山頂にはブドウ畑が作られ、そこで育ったブドウが海に面したワイナリーで醸造される。南三陸の山と海の恵みを活かしたワインが作られると同時に、訪れた人には海中熟成されるワインを海へ沈めたり、ブドウの収穫体験を通じて南三陸全体を体感してもらう。南三陸の海の幸と山の幸のマリアージュを堪能することで「食文化」と「地域」を感じてもらい、町に新たな賑わいを作り出している。

 

 

令和元年度
◆社会貢献大賞
南三陸福興市実行委員会(志津川) 

東日本大震災からわずか50日後の2011年4月29日に「ぼうさい朝市ネットワーク」の支援を受け、第1回福興市を開催したのが始まり。甚大な被災状況でまだライフラインも復旧していない中での実施だったが、地域住民に元気を与え再び立ち上がるきっかけとなった。「単なる復興ではない、市から福を興す」という願いを込め、それからほぼ毎月のペースで音楽ステージや花火・餅つきなど多彩な趣向をこらして「福興市」を開催しており、多くの南三陸ファンを生み出した。現在では町のシンボルイベントとして定着しており、記念すべき100回目の開催を予定している。

◆共生社会推進部門賞
一般社団法人「コ・エル」(気仙沼)

『コ・エル』は、高次脳機能障害者家族とその支援者が、地域交流において様々な障害への理解と社会参加のあり方、障害福祉ネットワークの大切さを考え平成24年12月に設立された法人である。平成25年3月「就労サポートセンターとれいん」開所、平成28年4月「相談支援センターじょいん」開所。障がいのある方々に対し、特性にあった機能訓練などを取り入れて、就労に必要な講座や生活リズムの改善、体力作り、施設外での実習等、社会人としての自覚・自立が出来るよう継続的なトレーニングを2年間行い就労の実現を目指している。

◆ボランティア部門賞
魚町地区ボランティアクラブ (気仙沼)

魚町地区ボランティアクラブでは、趣味の会やお茶会等の交流サロンや高齢者世帯の訪問活動を通じ、長年に亘り福祉活動に取り組んでいる。特に、地区内においては、高齢者世帯や一人暮らし世帯が多く、見守り活動は真に地域包括ケアに繋がる重要な取り組みであるといっても過言ではない。魚町地域は東日本大震災により甚大なる被害を受けており、ボランティアクラブも震災で困窮する 状況の中で休止期間を経て組織を再編し、平成27年4月から活動を再開し現在に至っている。

◆教育文化部門賞
大沢打ちばやし保存会 (唐桑)

平成3年、大沢地区で行われる「柴木まつり」道巾おどりを盛り上げるために小原木剣道スポーツ少年団の児童・保護者・地区内の有志により結成された。震災により全て流失してしまったが、支援を受け太鼓等が再び揃えられ、現在では大沢地区こども育成会で活動を受継いでおり、保護者も一緒に練習している。伝統芸能を伝承する観点からも地域貢献度が高い。主に、地区内のお祭りや毎年11月の唐桑町福祉まつりに出演。平成31年3月には、三陸道開通式で演奏を披露した。

◆スポーツ交流部門賞
佐藤 誠悦 氏(本吉)

18歳から現在まで50年間スポーツボランティア活動を通じ地域づくりへ貢献。気仙沼市スポーツ少年団「本吉ジュニア」のコーチとして25年間小学生へバレーボールを指導するとともに、指導者育成にも取組んできた。これらの功績により平成30年に気仙沼市体育協会より表彰を受ける。震災の津波で被害を受けた自身の水田を2年かけて復活させ、2013年から稲刈りとバレーボールと音楽をコラボした「稲刈りカップ」を主催し県内外の若者・外国人留学生など120名が参加、地域住民との交流を行っている。また、震災当時は消防士だったこともあり、「いのちを守る」語り部としても国内のみならず海外でも講話活動を行っている。

◆ふるさと振興部門賞
歌津地区復興支援の会「一燈」 (歌津)

以前は「すばらしい歌津をつくる協議会」や「NPO法人夢未来南三陸」という団体の中で活動していたが、平成29年度より「歌津地区復興支援の会 一燈」として活動を行っている。主な活動内容は、歌津地区内の情報発信を目的として復興支援広報紙「一燈」を年に4回程度発行しているほか、小中学生を対象とした防災学習や郷土学習、自然や歴史、災害について学習する機会を設けることで、歌津地区のことを受け伝えている。また、震災後希薄になった地域コミュニティの再生を目的とし、お茶会やグラウンドゴルフといったイベントをはじめアクセサリーや布草履等の郷土品の製作を通じて活発な地域 交流の場を形成している。

 

 

平成30年度
◆社会貢献大賞
唐桑町浅海漁業協議会青年部会(唐桑)
昭和56年7月に唐桑町浅海漁業研究会の青年部会(部員数18名)として発足。
主な活動としてはヒラメ種苗の中間育成と放流・エゾイシカゲガレイ養殖試験・カキシングルシード法など調査研究を展開すると共に地元イベントへの参加・協力を進めてきた。また、気仙沼市立唐桑小学校の学校支援委員となっており、平成16年度から「総合的な学習の時間」の一環として牡蠣養殖への理解を深め、ふるさと唐桑の素晴らしさを認識し産業や海の環境などに対する知識を伝える活動を行っている。平成28年11月には農林水産祭式典で天皇杯を授与されている。

◆子育て交流部門賞
一般社団法人プレーワーカーズ
子育て支援わくわくけせんぬま(気仙沼)
母体である「特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会」は、子どもが生き生きと遊ぶことができる社会を目指して2003年に設立された。『冒険遊び場』とは、禁止や制約を極力なくし、多少のけがや失敗も含め子供たちが様々な経験ができる環境をつくることを目指した遊び場。子どもが子どもらしくいられる遊び場づくりを継続して支援する為、県内では気仙沼市と名取市の2地区をモデルとして同時に運営し、気仙沼市田尻沢に「aso-bon」を設立。その中では遊び場「プレーパークけせんぬま」と乳幼児とその親の支援施設「わくわくけせんぬま」を設けている。

◆ボランティア部門賞
気仙沼地区赤十字奉仕団ちどり会(本吉)
昭和55年に本吉町大谷地区の女性を中心としたボランティア団体として発足し、以来36年間にわたり福祉施設や独居老人・高齢者へのサービス等、独自の福祉活動を展開している。震災前には50名近くいた会員が震災直後20名程まで減少したものの、地域へ貢献したいとの 想いを持った人達が再び集まり、現在は31名の会員が活動を行っている。

◆共生社会推進部門賞
社会福祉法人洗心会のぞみ福祉作業所(歌津)
旧作業所は東日本大震災の津波で全壊したものの様々な支援に背中を押され再開した。震災後に紙漉きの機械が寄贈されたことをきっかけに、手漉きハガキ等の販売を始める。そうした中、ブランディングや商品開発においてデザイナーの協力を得られることになり、その助言をもとに 研究を重ね、手漉きならではの優しい風合いと手触りが特徴の再生紙を製作しNOZOMI PAPER®と命名した。NOZOMI PAPER®はJaGra作品展2017で厚生労働大臣賞を受賞。障害のある人との協働から生まれた魅力的なしごと・はたらき方を紹介するGood Job! Awardで入選したり、高い評価を受けるようになった。今年の4月には念願の本設再建を果たし開所式を行った。

◆環境教育部門賞
南三陸ネイチャーセンター友の会(志津川)

東日本大震災により流出した町営の研究・交流施設「南三陸町自然環境活用センター」の再興を支援しようと集まった有志による民間団体で、地域づくりや人材育成、環境保護に資することを目的として活動している。山・里・海が近接する南三陸町は人の営みと自然の繋がりを実感できる貴重な場所であり、メンバーは思い思いに「南三陸の自然」を楽しみ、野鳥観察や地質調査、植生調査、ワークショップ等も行っている。最近では、南三陸町行政、日本自然保護協会、地元林業協会、東北森林管理局南三陸、登米市行政等などと連携し「南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト」が本格始動の予定である。

 

 

平成29年度
◆社会貢献大賞
伊里前契約会 (歌津)
会の始まりは元禄6年(1693年)に町割が完成した際に互助会として発足したことに遡る。以来、
伝統芸能である伊里前獅子舞を継承し、南三陸町や県内外からの要請を受け、獅子舞・笛・太鼓・囃と共に観客のご利益を祈願している。震災によって道具が流出してしまったが、徐々に活動を再開していき、町内神社主催の秋の大祭や復興住宅・高速道路等の完成記念式典での演舞を行ってきた。特に秋の大祭では歌津町内を1軒毎に廻り、家内安全や大漁を祈願し地域住民に深く親しまれている。

◆ふるさと復興部門賞
NPO法人 海べの森をつくろう会(気仙沼)
被災地において、自然と共生し自然の恩恵を享受する未来の暮らしを創造するとともに、故郷の永続的発展と後世に継承する財産と文化の形成を目指すため、平成24年1月に設立された。自然の恩恵により災害を軽減し、生業を営むため失われた自然環境を回復させる事業と、震災の記憶を風化させずに未来へ繋いでいく為の植樹活動を中心とした故郷づくりに寄与する事業を行っている。

◆ボランティア推進部門賞
石川 尚美氏(気仙沼)
震災後、地域における交流の場が少ないことを受け「イシカワお茶っこサロン(ROZE(ん)倶楽部)」を開催し、平成17年4月から月2回介護予防運動を行うとともに、高齢者が地域で元気に楽しく暮らせるよう多彩な事業内容を企画し開催している。平成29年11月からは、補装具(ストーマ)を利用し日常生活を過ごしている方を対象に「オストミーヘルプサロン」を開催した。個人の病気体験からなる悩みや相談の場として、オストメイトのストレス解消に大きな役割を果たしている。 

◆地域文化部門賞
本吉町文化協会(本吉)
昭和56年に本吉町の芸術文化充実と発展を目的に設立。現在は伝統芸能や舞踊など35団体が所属しており、それらの活動支援を行っている。平成29年度で30回目となった「チャリティー芸能発表会」は地域の芸術文化団体の発表の場となっており、その収益の一部を気仙沼市  社会福祉協議会を通じて福祉団体へ寄付を続けている。このような活動により、昨年、気仙沼市社会福祉協議会からも功労団体として表彰を受けている。

◆伝統芸能部門賞
宿打ち囃子獅子舞保存会(唐桑)
享保年間(1716~1735)から唐桑宿地区に伝わる打ち囃子は「けんか祭り」として知られる葉山神社の例祭に浜の大漁と五穀豊穣を祈願して奉納されてきた。大太鼓・中太鼓、小太鼓と笛の囃子に合わせて獅子が舞うのが特徴で、これに稚児踊りが加わり彩を添えている。保存会は  昭和47年設立、昭和53年に唐桑町無形民俗文化財指定されている。現在ではポップスをアレンジした楽曲も取入れ、気仙沼みなとまつりや町内外のイベントにも積極的に参加している。

行山流水戸辺鹿子躍保存会(志津川)
平成3年保存会設立。現在は大人10名で構成され、踊り手の子供たちは小中高生を合わせて30名ほど在籍し毎週1回練習を行っている。平成23年の東日本大震災で練習拠点は流出してしまったが、残った衣装や太鼓を使い、5月に登米市で開催された被災者を励ます会で踊りを披露した。その様子がテレビで放映され全国各地から披露依頼が入り、平成24年は年間33回にもなった。披露の場は海外へも広がり、日米草の根交流協会の招待で米国テキサス州レンジャースタジアム、OECDからパリのエッフェル塔の前で披露した。


平成28年度
◆地域交流部門賞
一般社団法人ボランティアステーションIN気仙沼
震災後仮設住宅への入居が進むにつれ、新たなコミュニティの必要性に迫られたことをきっかけに、地元住民が中心となってそこで生きる人たちの手による「ふるさとづくり」をより活性化することを目指し、仮設住宅での自治会組織づくり支援、自治会連絡会(交流会)の立ち上げ支援、仮設住宅の見守り支援やサロン活動、花(植え)プロジェクト等に取り組んでいる。
気仙沼地区で復興支援活動を続けるNPO事業者、地域組織が情報交換・意見交換ができるネットワークづくりを進め、外部からの支援者の情報拠点となり、地域や団体とのマッチングを行う、復興ニュースの発行等を行っている。また、行政担当者や支援者や被災者で意見や考えを共有し、信頼関係とネットワークを構築している。

◆社会福祉部門賞
松岩婦人会
「他団体との協力・連携により心の通い合う豊な地域社会づくり」を目的に、福祉施設や支援学校との交流事業を行い、公共施設(福寿荘・恵風荘・警察署・図書館・公民館等)に花を植えたプランターの配布や、地域事業への支援・参加するなど福祉を中心に地域化事業を展開している。

歌津婦人会
歌津地区における地域貢献を目的に活動している。南三陸町及び歌津公民館からの依頼を受け、毎年多数の講座、研修会を開催し婦人としての教養を培っている。震災以降は歌津地区の伊里前福幸商店街において、花寿司の無料提供を3年間続けた。また、歌津地区内3ヶ所の仮設住宅において、定期的にお茶会を開催。入居者の目の前で抹茶を立てて振る舞い、懇談を楽しんでいる。これらの取組みは歌津地区のコミュニティーづくりや高齢者の孤立防止などに繋がっている。

◆観光振興部門賞
唐桑観光ガイドの会
町内の観光や伝統芸能保存会関係者が一体となり、その土地ならではの自然や文化に親しめるツアーなど、地域資源を活用した観光提案を積極的に実施し観光振興に結び付けている。平成29年1月から宮城オルレ(トレッキング)気仙沼・唐桑コースの実地調査を進め、その策定に向けた活動も行っている。

◆青少年育成部門賞
大内康弘氏
平成18年から21年まで宮城県地域学校安全指導員として不審者事案等に適切に対応し、児童の安全確保に努めてきた。これにより児童の安全のため活動継続の必要性を痛感し、退任後においても津谷小学校付近において毎日朝の登校時間にボタンティアで見守り活動を継続し、犯罪の無い安心安全な地域社会の発展に寄与している。

◆生涯学習推進部門賞
特定非営利活動法人 びば!南三陸
平成25年10月「いぶし銀倶楽部」が前進で平成27年8月「びば!南三陸」として活動開始。地元の方々(シルバー世代を中心)に対して、あそびば(趣味教室)、まなびば(技能習得・各種講座)、むすびば(交流・情報交換)を提供することにより、地域での「生きがい、楽しみを見つける」ことを目的としている。また、草刈や墓石掃除等、地域の方々の依頼にも対応している。現在開講されている講座は全8種類。月1回は県内外の地域・文化を学ぶ視察研修も行っている。

 

平成27年度
◆社会貢献大賞
入谷Yes工房「南三陸復興ダコの会」(志津川)
平成23年7月オープン。従業員13名。工房の建物は廃校になった中学校校舎を活用し地域資源の活用と地域のPRに貢献している。

「志津川名産タコの置物(オクトパス君)」「まゆ細工」「地元米せんべい」など商品のクオリティが高く全国から注文があり、グッズ製作の体験学習も行っている。平成26年には「ふるさとまちづくり大賞」「復興ビジネスコンテスト優秀賞」を受賞しメディア等の取材も多く受けている。
東日本大震災発生により多大な被害を受けた南三陸町。人口減少や地域の高齢化で、雇用の場や交流の機会が減ってしまう等の諸問題に対して、地元の名物や人材を活用した事業によって解決を図ろうと活動し続けている。

◆青少年育成部門賞
NPO法人「底上げ」(気仙沼)
震災直後、気仙沼にボランティアとして入った若者達を中心に2012年5月にNPOとして発足。
仮設住宅や集会所での学習支援活動を中心として、気仙沼・南三陸で中高生を対象に「地元を愛し自ら考え自ら実行出来る」人材育成に向け、リーダーシップを育む様々な活動を実施し成果を上げている。また被災地の現状や気仙沼のPRを全国に発信する役割も担っている。
一時的な活動に終わらず、メンバーが気仙沼市内に移住して拠点を置き、多岐にわたる活動を精力的に続けている。次代の担い手となる子供達をサポートし、地域再生に還元する仕組み作りに貢献している。

◆伝統芸能部門賞
松圃虎舞保存会(唐桑)
昭和57年設立。御﨑神社夏季例大祭に露払い役としての出演。その他、県内外の各種イベントへの出演はもとより、文化遺産を活かした地域活性化事業を展開し、次世代に 向けた活動を発信し継承に努めている。
・昭和50年、唐桑町無形民俗文化財に指定(第1号)
・平成28年3月NHK「きらり!えん旅」出演
・郷土芸能劇「唐桑ものがたり」

下川内剣ばやし保存会(本吉)
昭和50年発足。会員数30名ほど。
虎舞・太鼓・太鼓踊りの三つが一体となったもので、五穀豊穣・悪疫退散を祈願して150年以上前から行われてきた郷土芸能である。
本吉町下川内集落にある御嶽神社祭典には欠かせない催しで、演技の中では「道化」が虎を操ることが特徴である。
町内外の各種イベントに多数出演している他、小中学生を対象として地域の伝統芸能を後世に伝えようと保存継承に積極的に取り組んでおり、活動を通して青少年の健全育成にも大きく貢献している。

◆育児交流部門賞
やってみるもん!委員会(歌津)
歌津地区の子育て世代の母親達によって2014年7月に結成された。活動の主となっているダンス教室は子供たちの健全な発育を促進するだけでなく、母親同士のコミュニケーションやストレス解消の場にもなっている。
このほか①子育ての観点から新しい地域づくりを考える意見交換会の開催協力②フリーマーケットの開催③若い親子の交流を目的としたイベントの開催協力などの活動を通して生まれた地域コミュニティは子育てをする母親達の育児不安の解消にも役立ち、子育てしやすい環境づくりに貢献している。 

000社会貢献大賞受賞者一覧

 

 

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